企画は躍る #1森羅万象に企画は潜在している
*「完璧」はどこにもない。不完全=企画の余地と考える
時折「企画はどうやって考えるの?」と質問を受けることがあるもので、発想法について少し書いてみたいと思います。
私如きが……という思いは脇に置かせていただいて───。
この世を埋め尽くすあらゆる物質、事象に企画を立案する余地が潜在している、と常に思います。
例えば私達の生命を維持する上で欠かせない空気。あなたが今吸っている空気があなたの心身を最善の状態に導くため、最善の質量を備えているかといえば、そうではないはず。
つまり、完璧な空気ではないのです。そもそもこの世に「完璧」なものはひとつも存在しません。「完璧」という概念そのものの不完全を疑うことも出来ます。
あらゆるものが「完璧でない=不完全」なのであれば、そこには改善、改良の余地が存在するはずなのです。
空気清浄機というツールがすでに開発されていますが、これもまだまだ進化の途上にあります。
現在は対症療法的に、空気感染するウィルスを除去する機能が付加されたり、加湿機能を高めることで女性の美容ニーズに応えるという方向での開発が進められていますが、
さらなる高機能化を目指して付与したい価値は無限にありますし、形態に関しても、最大化、最小化とスケールを変化させていくことで、使用オケージョンを創出していくことが可能になります。
やがては地球全体を覆う空気を清浄化するための、最大スケールの空気清浄機(ここまでくると機器という概念は失われ、メソッドとしての空気清浄だけが自立するのでしょうが)が考案されることでしょうし、微細なチップ化した空気清浄機を人体内部に取り込んで、あらゆる空気を濾過しながら消費することが常態化するのだろうと想像しています。
チップを体内に……などというと、痛そうですよね。笑
けれどこれもオペを受けるというような大袈裟な手続きを経なくても、ウェットティッシュ様のもので皮膚をさっと拭えば、毛穴から浸潤した後、体内の適正なポジションに定着する、程度の簡便な方法によって実現する日が来るのではないでしょうか?
このように、私達が生きる世界を埋め尽くす森羅万象は、変化、改善の余地を内包したまま存在しているのだと思います。
「まだ気づかない?ここに企画の可能性が潜在しているよ」と微笑みながら、静かに息をしている。
私にはそのように思えるのですが、あなたはどう思われるでしょうか?
「それだけ色んなことを考えていると、生きていて飽きないでしょう?」と言われることもよくあるのですが、まさにその通りなのです。
企画を考え、次の食事のためにお鍋でことことと何か煮たりしながら物を書き、時折あたたかいカフェラテでやすらぎを得、好きな音楽を聴いては、また企画を考え。
こじんまりと幸せな毎日が過ぎていきます。
しまった。画像、完全に「お茶とケーキでのんびりしている感」が出ちゃいましたが、本日も働いてます。ほんとです。笑
皆様、お疲れ様です。
寒さが小休止してくれたようで、ほっとしますね。
今日もよい日でありますように♪
*Web magazine`Project DRESS’で、コラム「人生が好転する気づきの美習慣」を連載させていただいています。